同じ種類の古銭でも価値が変わります

同じ種類の古銭でも価値が変わるものがあります。
例をあげると、天保通宝。天保通宝は幕府が各藩に鋳造させていた事から、藩ごとにそれぞれすこしずつ形が違っており、鋳造数の少ないものは希少価値が高くなりやすくなっています。また、偽造が多いことでも有名な天保通宝ですが、秘密裏に作られた天保通宝の方が正規のものよりプレミアがついていたりもします。

他にも50円玉なんかも、製造年数によって発行枚数が違います。やはり発行枚数が少ない年度の50円玉にはかなりのプレミアがついていて、額面の百倍以上の価値が付くことも。

このように同じ種類の古銭でも価値が変動するので、これからコレクションしようと思っている人や売ろうと思っている人は注意が必要です。
50円玉なんか年代を調べるだけなので簡単ですが、天保通宝や寛永通宝といった素人目では違いがわからないような古銭の場合は、きちんとした鑑定ができるお店を利用することをおすすめします。