金貨とかっていいよね…ていうか金っていいよね

今日は金について。かつての日本はマルコ・ポーロの「東方見聞録」で黄金の国ジパングと記されるほど多くの金が産出されていました。有名なのは武田の黒川金山、佐渡金山、北海道の鴻之舞金山などですが、採算が取れるレベルでの金は軒並み掘りつくしてしまったのです。大判小判として発行された金はどうなったかというと、大半はいったん鋳つぶされてインゴットになり、海外に流出してしまったのですね。もし今現在自宅に大判・小判があるという方は大事にしましょう!文化的価値も高く、例えば品位が最高級の「天正菱大判金」という金貨はチューリヒで開催されたオークションでなんと1億円からスタートしたのです。桁違いですね…。ちなみに、海外で有名な金貨といえばメイプルリーフ金貨。こちらは純金でできており、世界中で名高い金貨です。1オンス金貨が約15万円ですので、名探偵コナンで盗まれた1万5000枚のメイプルリーフ金貨はなんと22億5千万・・・・。そんなバカな。

 

はてさて、コナンの黒い人たちさえも魅了してしまう金。

 

装飾品としてだけでなく工学・化学や生物学・医学の分野でも有用性のある金属というのが実に不思議です。まるで人間が使うために誰かが用意したような気さえします。

 

この輝きを見ていると、手元に置いておきたくなる誘惑にかられる、まさに神に賜った奇跡の鉱石ですね。

f:id:kosencoin:20170827210220p:plain

以上、金っていいよね!